体験しましょう 7 夏休み直前スペシャル!!
こんにちは体験工房です。
北海道とはいえ、段々と暑い日が多くなってまいりました
もうすぐ夏休みですね!皆さんご予定はお決まりでしょうか?
今回は夏休み前のスペシャルとして「とんぼ玉体験」をご紹介します。
「とんぼ玉体験って具体的に何をするの?」という疑問をお持ちの方、実は結構多いのではないかと思います。
今回はそんな疑問にお答えしたく思います。
とんぼ玉体験は模様によって難易度が変わります。
種類も通年行っている「マーブル」「花手まり」「ハート」
季節ごとの「限定柄」など様々です。
今回は一番簡単な「マーブル」という模様を作ります。
たくさんの色ガラスの中から「玉の色」と「模様の色」を決めます。
太いガラス棒が玉の色、細いガラスが模様の色です。
今回はこちらの2色で作ります。
体験はこのような台の上で行います。
必ずスタッフがサポートに付きますので、初心者の方も安心して体験できます。
まずはスタッフが中央のバーナーに火をつけます。
炎は横から手を近付けても熱くないのでご安心下さい。
玉にするガラス棒を炎の上で予熱します。
ガラスは温度差に弱いので、急に火に入れると割れてしまうからです。
十分温まったガラスをゆっくりと炎の中に入れます。
するとガラスの先端が溶けてやわらかくなります。
溶けたガラスは水飴のようにドロドロの状態です。
この溶けたガラスをステンレス製の棒に巻き取ります。
巻き終わった所です。
このときはまだデコボコの状態です。
次は細いガラス棒で模様を作ります。
細いガラス棒の先端を温めてやわらかくし、先ほどの玉の表面に横向きの線を引きます。
ひとつの玉に3~4本の線を引きましょう。
線を引いた玉はまだデコボコの状態です。
模様もまだマーブルには見えません。
これからこの玉を火の中で溶かしながら丸くします。
両手でステンレス棒を支え、水平を保ちましょう。
慌てずゆっくりとステンレス棒を回していきます。
だいぶデコボコが無くなってきました。
よく見ると、模様の線も少し溶け出しているのがわかります。
まだまだ溶かします。
溶けたガラスはやわらかいので、そのままにしておくとステンレス棒からボトッと落ちてしまいます。
ガラスが落ちないように、常にステンレス棒を回しながら更に溶かします。
すると溶けた表面のガラスに引っ張られて、先ほどの模様の線も一緒に伸びます。
この線が玉の周りをぐるぐる回ってマーブルの模様になるのです。
何度かこれを繰り返し、玉が丸くなるように火の中で形を整えます。
最初はただのデコボコな横線が、きれいなマーブル模様に変わったのが分かります。
形はこれで完成です。
さて、出来上がった玉はまだまだ熱く触れる状態ではありません。
ガラスは(最初の温めた時と同じく)急に冷ますと温度差で割れてしまいますので、灰の中に埋めてゆっくり熱が引くまで待ちます。
これを「徐冷」といいます。
あとはこのまま40分待ったら出来上がりです
出来上がった玉がこちらです。
ステンレス芯を外すと、芯が通っていた所はそのまま穴が開いています。
この穴に紐などを通して、ストラップやネックレスにすることが出来ます。
(紐やチェーンなどアクセサリー加工のパーツは別料金です)
とんぼ玉は手作りですので、たとえ同じ方が作っても一つとして同じ玉にはなりません。
旅の思い出に自由研究にぜひオススメの体験です。
とんぼ玉体験はスタッフとマンツーマンで行いますので、一度に体験できる人数が限られております。
グループで行う場合の総作業時間など詳しくは「お問い合わせフォーム」にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
又、とんぼ玉体験のご予約は5名様以上となります。それ以外は随時受け付けとなります事をご了承くださいませ。
自由研究にはこちらもオススメです。
7~8月は繁忙期のため、混雑状況によっては1時間以上の待ち時間を頂く場合もございます。
貴重なお時間を出来るだけお待たせしないようスタッフ一同力を合わせて頑張りますが、お客様の安全と楽しい体験の為に、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。