体験しましょう 6

2015-11-08 (日) 19:44 | 全店から

こんにちは体験工房です。

今回は大人に人気の実用性№1「遊印制作体験」をご紹介したいと思います。
この体験は、サンドブラスト体験の仲間です(「サンドブラスト」については
次回ご紹介させていただきます)

 

ガラスの印鑑

 

印鑑1

使うのはこちらの印鑑。(大きさ・色は選べます)

今回は直径約2cmと印鑑としてはやや大きめのサイズで作ります。
手書きの文字を入れるなら、このぐらいが作りやすいです。

 

 

印鑑2

まずはデザインを考えましょう。

ここは大正硝子ですので店の名前を入れようと思います。

このように土台の印鑑に収まるサイズで下書きをします。

はい、大変へたくそな文字で失礼致します。下書きですからいいのです。

 

 

 

印鑑3

それでは下書きをペンで太くします。

このときのデザインが実際に押したときの文字となります。
枠線もつけてこれでデザインは完成です!
 

 

 

 

印鑑4

さて、ここで出来上がったデザインを一度パソコンに取り込みデザインを反転させます。
これは印鑑を押したときに正しい向きにするためです。

 

 

 

 

 

印鑑5

 

これをカッティングマシンで切りシールを作ります。

(この作業はスタッフが行います)

 

印鑑6

出来上がったシールがこちらです。

これを何に使うかと言いますと…

 

 

 

印鑑7

このように印鑑に貼り付けます。

ここまでが下準備。

 

 

 

 

 

 

印鑑8

さて、ここが遊印作りの一番大変なところです。この細かいシールから文字の余白を取り除いて行きます。

(私の指やカッターの大きさと印鑑を比べてみてください)

この印鑑は約2cm。最初にも書きましたが印鑑としてはかなり大きいほうです。

 

 

 

 

 

印鑑9

シールははがし方によって仕上がりが選べます。

左は押した時に文字が浮き出るようになります。

右は逆に文字が白抜きになります。

 

ではこれを加工しましょう。

 

 

印鑑10

使うのはこちら。先ほどの印鑑を砂で彫り込むための機械です。

中央の穴から手を入れて中を覗きながら作業します。

 

中はこのような感じです。

中央のノズルから下に向かって砂が吹き出るようになっています。

 

 

 

印鑑11

印鑑12

作業中。砂といっても細かい小麦粉のような砂です。

両手に勢いよく砂が吹きつけられている感覚がありますが、風が当たっているようで痛くはありません。

 

 

 

 

印鑑13

削り その1 ちょっとだけ溝ができてきました。

 

 

 

印鑑14

削り その2 更に溝が深くなってきています。

 

 

 

印鑑15

削り その3 はっきりとした段差ができました。

ここまで深くなれば完成です。

それでは綺麗に洗った完成品をご覧下さい。

 

 

印鑑16

はい、綺麗に出来上がっていますね!

先程と置く位置が逆になってしまい分かりづらいかもしれませんが、左が白抜き文字で右が普通の文字です。

 

 

 

印鑑17

実際に押してみました。こちらは白抜きバージョン。

私の押し方が下手でちょっと見づらくなってしまいました…。

 

 

印鑑18

2つ目。こちらのほうが見やすいかもしれませんね。

こちらは最初に書いたデザインがほぼそのままに出来上がります。

 

 

印鑑19

この遊印制作体験は、ご覧いただいた通り細かい作業が多く大変なこともあります。

しかし、だからこそ完成した時の達成感は一番大きいかもしれません。ご自分のサイン用にプレゼント用に、こんな手作り体験はいかがですか?

大人におすすめの体験です。

 

 

 

印鑑20

サンドブラスト~遊印制作体験~ ¥2500  

体験時間60分~

 

 

 

(サンドブラスト体験についてのご注意)

サンドブラスト系の体験は制作時間の長い体験です。

ご希望のお客様は、ご予定には十分な余裕を持ってご来店下さいますようお願致します。

また、体験の手順上どうしても人数に比例して体験時間が長くなってしまいます。

5名様以上の団体で体験をご希望のお客様は、予約フォームにて詳細をご相談いただくことを強くお奨めいたします。

 

体験工房より。

 

 

 

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コールドワーク体験

コールドワーク(ColdWork)とは、形成・除冷した固形のガラスを加工し、形をカットしたり、細部の加工をしたりして、作品の表情を創り出していく硝子工芸技法の総称です。