体験しましょう 1

こんにちは体験工房です。

暑くなったり寒くなったりと…そんな日が続いている小樽ですが、小樽のあちこちにある神社ではもうお祭りが始まっているようですね。小樽はお祭りが多く、5月の中旬からは毎週のようにお祭りがあるんです。

そんなお祭りシーズンの小樽から夏にぴったりのピアス作りの体験をご紹介しようと思います。

 

~ミルフィオリピアスの作り方~

 

まずは「ミルフィオリ」という小さなガラスのお花を使います(ミルフィオリとはイタリア語で【千の花】という意味)。金太郎飴のように見えますが、本当に金太郎飴と同じように伸ばしたガラスをカットして作るんです。
 

今回はこのお花がメインですね。

 

 

では早速作っていきましょう!

 

 

 

 

 

まずは土台となる四角いガラスの上に好きなお花を並べていきます。

このお花を選ぶのに本当に悩むんです。この時も気が付けば30分くらいは悩んでいました。私は細かいパーツが大好きなので特にですね。色とりどりのパーツ達を一つ一つ選んでいるだけで楽しくなってきます!

 

中間

ひまわりのような黄色のパーツもかわいいですが…今回のテーマは夏ですので、夏らしく青系のパーツでそろえてみました。んだパーツはバラバラにならないよう軽く接着剤を付けて仮止めをします。後は接着剤が完全に乾くまで2.3日おき、専用の窯で融かせば完成です!

 

 

さて、製作体験でお客様と一緒に作るのはここまでとなります。

ここからは体験では見ることのないミルフィオリの仕上げ作業…いわゆる舞台裏をお見せしようと思います。

 

 

まずはこちらの白いカタマリ。「ゆきんこ」と言う電気窯です。

この中で先ほどのミルフィオリを融かしていきます!

 

 

 

 

 

スイッチを入れると中の温度はジワジワ上昇していきます。

写真は15分くらい。何となく角が丸くなってきているのがわかりますね。

窯の温度は約500度。

まだまだ融かしていきましょう。

 

 

 

 

こちらは更に10分後。

窯の温度は850度!中は真っ赤です。熱気でカメラのピントも合いません。

先ほどはまだ四角かった土台もツルッと丸くなりました。

ここまで融ければ大丈夫!
後はスイッチを切って自然に冷まします。

 

 

 

1.2時間経ちました。完全に赤みが引いています。

ここまで冷めれば触っても大丈夫です。

 

最後の仕上げに行きましょう!

 

 

 

出来上がったミルフィオリにアクセサリーのパーツを付けます。

ピアスですので、ぶら下げようか…キャッチにしようか…悩みますね。

でも今回はシルバーのぶら下がり型にすることにしました。

 

ガラス用の接着剤で張り付けて、待つこと10分…

 

 

 

 

 

完成です!!

 

透明感のあるとっても涼しげなピアスが出来上がりました!

 

じつはこれ、浴衣にどうかなとイメージして作ってみたのです。

これからの季節、お祭りや花火大会など浴衣の出番が増えてきますよね。

お気に入りの浴衣に合わせたオリジナルピアス作りを是非体験してみませんか?

この夏のおすすめです!!

 

(製作体験 ¥1200~ 後日発送にてお届けとなります)

 

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